『カンジダ症を性感染症と勘違いしている人がいる。』

こんな指摘をネット上で見かけることがよくあります。

場合によっては医療関係者までそう指摘しています。

この指摘の根拠になっているのが、

『カンジダ菌は常在菌だから』

と言うものです。

誰の体にも棲みついている菌であり、誰でも発症する可能性があると説明します。

これって、本当でしょうか?

そしてカンジダ症は性感染症ではない?

【今回のテーマと目次】

●テーマ:カンジダ菌は誰でも保有しているのか?

1.常在菌とは?性感染症とは?

2.カンジダの感染ルート

3.まとめ

1.常在菌とは?性感染症とは?

冒頭ご紹介したような指摘、あなたも見たことありませんか?

●カンジダ症は性感染症ではない。

●カンジダ菌は誰の体にもいる常在菌だ。

この2つの指摘ですね。

そしてカンジダ症を性感染症だと思っている人に対して、「大きな勘違いをしている」と言います。

しかし、実はこういった指摘をする人こそ、大きな勘違いをしているのではないかと思います。

まず、常在菌とか性感染症とか、この言葉の定義ですね。ここをハッキリさせましょう。

●常在菌(wikipediaより)

常在菌(じょうざいきん)とは、主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。

誤解されやすいが、「健康な身体にも存在する菌」であって「全ての人間が持っている菌」という意味ではない。

 

●性感染症(wikipediaより)

性感染症とは、膣性交、肛門性交、口腔性交を含む性行為によって感染する感染症である。

今回はwikipediaから説明しましたが、性感染症の本や医療サイトを見てもほぼ同様の説明がされています。

ここで要注意なのは、

●常在菌は「健康な身体にも存在する菌」

●性感染症は「性行為によって感染する感染症」

と言う点です。

従って、

「カンジダ菌は常在菌だから誰でも持っている」

この指摘は間違いです。

誰でも持っているじゃなくて、健康な人でも持っているが正解です。

カンジダ菌を保有しない人もいるのです。

 

2.カンジダの感染ルート

では、どのくらいの割合の人がカンジダ菌を持っているのか、調べてみました。

日本性感染症学会の「性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016」によると、カンジダ菌を保有する人の割合は以下の通りです。

●非妊婦 15%(陽性率)

●妊婦  30%(陽性率)

なのだそうです。

妊婦さんの方がカンジダ菌の保有率は高いですね。

それでも案外、保菌者って少ないと思いませんか?

常在菌だから誰でも持ってるってことじゃないのですね。

上の数値の通り、カンジダ菌を持っていない人の方が断然多い訳です。

常在菌の定義を正確に理解していないと勘違いしますね。

そして、非妊婦さんでカンジダ菌を保有している人の約35%が治療を必要、妊婦さんで保有している人の15%~30%に治療が必要となっています。

それから、性感染症の定義ですが、「性行為によって感染する感染症」ですから、間違いなくカンジダは性感染症です。

これも日本性感染症学会のガイドラインに載っているのですが、

『外陰・腟カンジダ症の約5%は、性交感染が原因である。』

と言うことです。

つまり、性行為で感染するのは全体の5%に過ぎず、後は自己感染と言うことになります。

まぁ、5%ではありますが性行為で感染する訳ですから、性感染症には間違いありません。

 

3.まとめ

今回の記事で私があなたにお伝えしたかったことは、

●カンジダ菌は常在菌であるが、誰もが保有している訳ではない。

●カンジダ菌を保有していない人に性行為で感染することがある。

●つまりカンジダは性行為で感染する性感染症である。

これがお伝えしたかったことです。

もしもあなたが、度々カンジダ症を繰り返すなら、あなたのパートナーも疑ってみて下さい。

感染源はあなたのパートナーかも知れません。

イラストフッター

カンジダの予防・治療用にどうぞ!
カンジダクリアバナー ・カンジダ予防の抗真菌石鹸(男女共通)

・女性用・男性用のカンジダ治療薬。
矢印カンジダ予防・治療薬一覧
デリケートゾーンのケアにどうぞ!
インクリアバナー ・気になるにおいをシャットアウト!

・かゆみ、黒ずみ対策にも効果的!
矢印におい・おりもの対策用品一覧
カンジダ検査が自宅で簡単に!
検査キット ・性器カンジダ検査(男性用・女性用)

¥4,110(税込)
矢印カンジダ検査 女性はこちらから

矢印カンジダ検査 男性はこちらから